日本の作家
志賀直哉は明治~昭和の文豪です。 代表作は『暗夜行路』『網走まで』『城の崎にて』 裕福な家に生まれ、小さい頃は祖父母に相当可愛がられたようです。 当時、庶民では手の届かなかった自転車を買ってもらったとか。 ちなみに、その自転車は後に、かなりフ…
永井荷風は明治~昭和にかけて活躍した文豪です。 作家の他に劇作家として新作歌舞伎を書いたり、教授職もしていました。 代表作は『濹東綺譚』『断腸亭日乗』など。 荷風氏は国内外の文化に通じていたイメージがあります。 文アルでは華麗な文化人という感…
与謝野晶子といえば、 「君死にたもうことなかれ」で有名な女流歌人です。 代表作は『みだれ髪』他、源氏物語の現代訳など。 有名な和菓子屋の三女として生まれました。 親としては跡継ぎとして男の子をほしがっていたので、 小さい頃は男の子ばりに袴を着け…
今日は白樺派の作家、有島武郎についてです。 代表作は『或る女』『カインの末裔』『生れ出ずる悩み』など。 有島武郎は実業家の長男として生まれ、農学者を志して札幌農学校へ入学、 海外留学も挟んだ後に、白樺派の作家として活躍しました。 白樺派は志賀…
今日は泉鏡花です。 尾崎紅葉の弟子で、独特の幻想的・伝奇的な世界の小説を書きました。 小説家としてというより、 怪奇現象信仰、超潔癖症、師匠大好き、兎好き、と作品以外でのエピソードが濃い。 Wikipedia参照して例をあげてみると、 ・好物のアンパン…
今日は明治を代表する女性作家、樋口一葉についてです。 代表作は『にごりえ』『たけくらべ』 文語体による雅俗折衷、特に女性の恋や悲しみについて書いたとされています。 もともとは裕福な家でしたが、父親の事業の失敗と死、兄の死と続き、 一葉は貧しく…
今日は詩人、自然主義作家の島崎藤村です。 昨日の徳田秋声、おとといの田山花袋と並ぶ、自然主義作家の代表です。 代表作は『若菜集』(詩集)『破戒』『夜明け前』。 はじめは詩人として活動していました。 『まだあげ初めし前髪の、林檎のもとに見えしと…
今日は自然主義で三人目、徳田秋声氏についてです。 尾崎門下で泉鏡花と同門、後に自然主義方面で活躍するようになりました。 文アルでは主役級の活躍をしていますが、ゲーム内で言われるように、 なんか地味 です。わたしも文アル始めるまで名前も聞いた覚…
こんにちは。 今日は日本自然主義の田山花袋氏について書きたいと思います。 群馬県出身、尾崎門下に入りますが、紀行文などを書いて注目を浴び、『蒲団』などの自然主義文学で名をあげました。 ちなみに好物は羽二重団子。 代表作は『蒲団』『田舎教師』『…
読みました。感想です。 最初に申し上げておきますが、 わたしは太宰治がそれほど好きではありません。 むしろ嫌いの部類に入ります。 作家としてはすごいと思っています。 作品も面白いと思います。『駆込み訴え』とか『畜犬談』はかなり面白かったです。 …
今日は国木田独歩についてです。 国木田独歩といえば自然主義。 代表作は『武蔵野』、他エッセイなど多数。 新聞記者や雑誌編集者もしていました。雑誌の社長をやっていたことも。 そのためか、文アルではジャーナリストな面が強いですね。 なんとなく仕事の…
久しぶりの更新です。 一週間ほど急性胃腸炎で寝込んでいました。 先月の終わりも同じ症状で寝込んだので、二ヶ月連続で胃腸炎です。 わたしは火星が蟹座なので、もともと胃が弱いんですけれど、 ほんとに、今後は食べものとストレスには気を付けます。 それ…
昨日の続きです。 田端に住みついた室生犀星を頼って引っ越してきたのが、萩原朔太郎でした。 8ヶ月の滞在だったんですけどね。 室生さんは、この頃のことを「田端は賑やかな詩のみやこ」と言ったそうです。 萩原さんと室生さんは、本当、よく仲良くなれた…
時は明治・大正。 東京の片隅に、文豪たちが集った場所があった・・・ その名も田端! というわけで、行ってきました、田端文士村。 田端は東京北部の端っこで、埼玉近くにある閑静な場所です。 山手線は一応通っています。 で、明治・大正時代にこの田端に…
こんにちは、今日は二葉亭四迷についてです。 変わったペンネームは、小説を出す時に友人の坪内逍遙の名前を借りたことから、 「くたばってしまえ」と自分に言った、という逸話からだそうです。 本名は長谷川辰之助。 結局、小説家ではなく外交官となり、 現…
明治の大文豪、その2。 やっぱり高校の教科書の『舞姫』で有名。 藩の御典医の長男として生まれ、本名は森林太郎。 軍医としてドイツに留学に行きました。 留学先で良い仲になったドイツ人女性が『舞姫』のモデルになったのは有名な話。 帰国してから軍医と…
こんばんは。 一回目なので、超有名文豪からいきます。 夏目漱石。 たぶん、高校生以上なら誰でも知っているだろう大文豪。 『こころ』は高校の国語教科書や課題図書で読んだ人も多いはず。 東京生まれ、本名は夏目金之助。 教師を10年以上勤務してから3…