文豪とホロスコープ

星占い&読書好きが主に古今東西の文豪のホロスコープを見ていきます。ほか、読書感想や星占い関連について、日々のつれづれなど。

文豪とホロスコープ イギリス作家編その3 メアリ・シェリー

メアリ・シェリーはイギリスの女性作家です。夫は不倫関係から正式な関係となった詩人シェリーで、世界三大怪物であるフランケンシュタインの怪物(フランケンシュタインは科学者の名)を創作しました。代表作は『フランケンシュタイン』の他、旅行記なども…

文豪とホロスコープ イギリス作家編その2 オースティン

ジェイン・オースティンはイギリスの女性作家です。主に女性の結婚に関する様々なロマンスを書きました。代表作は『傲慢と偏見』『エマ』など。 ・人となり裕福な牧師の家に生まれ、子供の頃から様々な本を読むのが大好きだったそうです。自然豊かなハンプシ…

文豪とホロスコープ イギリス作家編その1 スウィフト

本来はシェイクスピアを最初に持ってくるべきなんでしょうが、 痛恨の誕生日が不明(わかっているのは洗礼日のみ)のため、 後々考察するとして、スウィフトからにします。 *** ジョナサン・スウィフトはイギリスの作家です。出身はアイルランドで、聖職…

文豪とホロスコープ イギリス編

1月のテーマはイギリス作家についてです。 俗に英文学と言われるものですね。 イギリスの文学の始まりはさかのぼればケルト人、 ドルイドの口承文学にまで戻るのでしょうか。 その時代の伝説で残っているのがアーサー王物語になります。 時代は下り、16世…

文豪とホロスコープ フランス作家編その15 サガン

フランソワーズ・サガンはフランスの女性作家です。18才の時に書いた『悲しみよ、こんにちは』が大ヒットし、一躍時代の寵児となりました。代表作は『悲しみよ、こんにちは』『ブラームスはお好き』など。 ・人となりサガンは本名をフランソワーズ・コワレ…

文豪とホロスコープ フランス作家編その14 カミュ

アルベール・カミュはフランスの作家です。当時フランスの植民地だったアルジェリア出身で、ノーベル賞受賞作家でもあります。代表作は『異邦人』『ペスト』評論『シーシュポスの神話』など。 ・人となりフランス領アルジェリアの寒村に生まれ、貧しい家庭だ…

文豪とホロスコープ フランス作家編その13 ラディゲ

レイモン・ラディゲはフランスの作家です。作家でも屈指の若さである20才で夭折しました。作品は少ないですが、代表作である『肉体の悪魔』はフランス心理小説の最高峰と言われています。日本作家の三島由紀夫が大ファンだったことでも有名。代表作は『肉…

文豪とホロスコープ フランス作家編その12 サン=テグジュペリ

年末です。 この文章を書いているのは12月の初めですが、 良い年末を! *** アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリはフランスの作家です。あまりに長い名前と名字で、愛称はサンテックス。パイロットでもあり、飛行士は小説内にもしばしば登場します。…

文豪とホロスコープ フランス作家編その11 ジッド

アンドレ・ジッドはフランスの作家です。代表作は『狭き門』『贋金つくり』『法王庁の抜け穴』など。 ・人となり ジッドといえば、ずばり同性愛者です。言いにくいけれど、これはどうしても避けて通れない。あのオスカー・ワイルド(やっぱり同性愛者)と盟…

文豪とホロスコープ フランス作家編その10 ルルー

ガストン・ルルーはフランスの作家です。記者や秘書を経て、新聞小説が大ヒットしました。代表作は『オペラ座の怪人』、ミステリの『黄色い部屋の謎』など。 ・人となり生家は豊かな衣料品店でしたが学校を卒業する頃に両親が相次いで亡くなり、弟や妹を養っ…

文豪とホロスコープ フランス作家編その9 モーパッサン

クリスマス・イブです。 モーパッサンかあ、って感じですが。 *** ギー・ド・モーパッサンはフランスの作家です。フロベールを師匠とし、自然主義の代表とされています。代表作は『女の一生』『脂肪の塊』、ほか多数の短編など。 ・人となりフランス北部…

文豪とホロスコープ フランス作家編その8 ジュール・ヴェルヌ

ジュール・ヴェルヌはフランスの作家です。空想科学小説といわれるジャンルの始祖で、H・G・ウェルズと共に、SFの父と呼ばれています。代表作は『八十日間世界一周』『海底二万哩』『二年間の休暇』など。 ・人となり フランスのナント出身、当時港町だ…

文豪とホロスコープ フランス作家編その7 デュマ・フィス(小デュマ)

アレクサンドル・デュマ・フィスはフランスの小説家、劇作家です。同姓同名の父親と区別するため、デュマ・フィス(子)とか小デュマと呼ばれています。代表作は『椿姫』。 ・人となりアレクサンドル・デュマとお針子の女性との間の子で、最初は私生児扱いで…

文豪とホロスコープ フランス作家編その6 フロベール

ギュスターヴ・フロベールはフランスの作家です。代表作の『ボヴァリー夫人』にて作者の主観を徹底的に排するという写実主義を完成させた作家として有名です。代表作は『ボヴァリー夫人』『感情教育』『三つの物語』など。 ・人となりフランスの医者の家庭に…

文豪とホロスコープ フランス作家編その5 ボードレール

ボードレールはフランスの詩人です。近代詩人の先駆者で、退廃的・耽美的な作品が特徴。各国の詩人・作家問わずファンが多く、特に日本人はボードレール好きな人が多いような。代表作は『悪の華』、散文詩の『パリの憂鬱』など。 ・人となりフランスの中流家…

文豪とホロスコープ フランス作家編その4 デュマ・ペール(大デュマ)

アレクサンドル・デュマはフランスの劇作家です。息子のアレクサンドル・デュマと同姓同名のため、デュマ・ペール(父の意)もしくは大デュマと呼ばれます。わたしは心の中でおやっさんと呼んでいます。同様に子供の方はデュマ・フィス、小デュマと言います…

文豪とホロスコープ フランス作家編その3 ユゴー

ヴィクトル・ユゴーはフランスの詩人・劇作家・小説家です。親友であるバルザック、デュマ・ペールと共にフランスを代表する作家で、日本では『レ・ミゼラブル』がとにかく有名ですが、フランス本国では詩人としても有名らしいです。代表作は『エルナニ』『…

文豪とホロスコープ フランス作家編その2 バルザック

オノレ・ド・バルザックはフランスの小説家です。十数年にわたってパリの裏表を書いた作品群は、登場人物が千人を超える、『人間喜劇』という生涯の大作にまとめられました。代表作は『ゴリオ爺さん』『谷間の白百合』『ウージェニーグランデ』など。 ・人と…

文豪とホロスコープ フランス作家編その1 スタンダール

スタンダールはフランスの作家です。本名はアンリ・ベールで、スタンダールは無数にある筆名のうちひとつ。代表作は『赤と黒』『パルムの僧院』『恋愛論』など。 ・人となりスタンダールは弁護士の息子として生まれました。幼い頃に母親を亡くし、生涯マザー…

文豪とホロスコープ フランス作家編

12月のテーマはフランス文学についてです。 アメリカや日本よりずっと歴史が長いので大変でした(ーー;) *** フランス文学は日本やアメリカに比べて古い歴史があります。とはいえ、17世紀や18世紀は詩や劇作が中心で、小説は卑しいものとされてきた歴…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その11、スタインベック

2018年12月1日追記です。 メルヴィル同様、アメリカ文学の大物なので、11月中に慌てて本を読んだ結果。 *** ジョン・スタインベックはアメリカの作家です。ノーベル賞受賞作家で、アメリカ文学の巨人と呼ばれているそうです。アメリカ大恐慌時代…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その3、メルヴィル

2018年12月1日追記です。 アメリカ作家の重要どころで、11月中に本を読んだので追加。 *** ハーマン・メルヴィルはアメリカの作家です。様々な読み方の出来る代表作の『白鯨』は長い間、低い評価を受けていましたが、近年になって再評価されまし…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その12、カポーティ

トルーマン・カポーティはアメリカの作家です。作品は短・中編が多く、代表作は『ティファニーで朝食を』『冷血』など。 ・人となり 両親の離婚により孤独な少年時代を過ごし、この孤独感は短編や、後の長編の『冷血』に内包されていきます。華麗な文章で注…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その11、ブラッドベリ

レイ・ブラッドベリこと、レイモンド・ダグラス・ブラッドベリはアメリカの作家です。『火星年代記』などのSF作品が有名ですが、本人はSF作家と呼ばれることを嫌っていたそうです。代表作は『火星年代記』『華氏451度』など。 ・人となり1920年にイリ…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その10、ミッチェル

マーガレット・ミッチェルはアメリカの女性作家です。作品は『風と共に去りぬ』のわずか一作のみですが、無名の作家の作品としては異例なほどの成功だったといいます。代表作は『風と共に去りぬ』。 ・人となりミッチェルはジョージア州アトランタの出身です…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その9、ヘミングウェイ

アーネスト・ヘミングウェイはアメリカの作家です。アメリカ文学に疎い人でも、ヘミングウェイの名と、作品のタイトルならば知っているという大文豪です。代表作は『誰がために鐘は鳴る』『日はまた昇る』『老人と海』など。 ・人となり ヘミングウェイは高…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その7、フォークナー

ウィリアム・フォークナーはアメリカの作家です。日本ではややマイナーですが、フィッツジェラルドやヘミングウェイと同年代で、ノーベル賞受賞作家です。代表作は南部のヨクナパトーファという架空の州を舞台とした『八月の光』『怒りと響き』『アブサロム…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その7、フィッツジェラルド

フランシス・スコット・フィッツジェラルドはアメリカの作家です。ジャズ・エイジと呼ばれた1920年代から活躍し始めた、サガンや村上春樹が大好きな作家です。代表作は『グレート・ギャツビー』『楽園のこちら側』など。 ・人となり アメリカ中西部の生…

文豪とホロスコープ アメリカ作家編その6、O・ヘンリー

O・ヘンリーはアメリカの作家です。本名はウィリアム・シドニー・ポーター。長編はなく、意外な結末と示唆に富んだ優れた短編を多数残しました。代表作は『賢者の贈り物』『最後の一葉』など。 ・人となり なかなかすごい経歴の持ち主で、銀行で働いていた時…

文豪とホロスコープその5 アメリカ作家編、トウェイン

マーク・トウェインはアメリカの作家です。本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズで、小さい頃から憧れの職だったミシシッピ川の水先案内人の用語、安全水域を表わす「深さ二尋(マーク・トウェイン)」から取ったそうです。代表作は『トム・ソーヤー…