文豪とホロスコープその13 永井荷風
永井荷風は明治~昭和にかけて活躍した文豪です。
作家の他に劇作家として新作歌舞伎を書いたり、教授職もしていました。
代表作は『濹東綺譚』『断腸亭日乗』など。
荷風氏は国内外の文化に通じていたイメージがあります。
文アルでは華麗な文化人という感じですね。
主なものを並べてみると、
フランス文学、オペラ、音楽、歌舞伎、日本画、江戸時代の風俗の研究・・・
海外大好きと思いきや、日本古典も大好きだったようです。
教授職では講義以上に雑談が面白い、と言われたそうです。(by佐藤春夫、wikiより)
ちなみに、一度結婚した(後に離婚しましたが)後は妻帯せず、
ほとんどひとり暮らしをしていたそうです。
かなりゴーイングマイウェイな暮らしをしていたそうですが。
永井荷風(1879/12/3 出生時間不明)
太陽は射手座で月は蟹座or獅子座。
うーん、ぽいですね。
永井さんは若い頃にアメリカに銀行家の修行に行くのですが、
すぐにフランスに移っています。
しかも、銀光の修行よりも、オペラや音楽会に通う方がメインだったに違いない。
射手座は海外、旅行好きですが、
配置によって、アジアに心惹かれる派、ヨーロッパに心惹かれる派など、
分かれる気がします。
永井さんは天秤座に金星があるので、
エレガントでクラシックなイメエジのあるヨーロッパ好みなんでしょうね。
音楽、オペラが好きなのも天秤座なら大納得です。
綺麗なもの、素敵なものが大好きで、守護星金星の天秤座ですからね。
ちなみに、わたしはヨーロッパに心惹かれる派の射手座です。
天秤座には木星があります。
アメリカ、フランス留学時代のことは『あめりか物語』『ふらんす物語』と、
作品にまとめられています。
ただ、この太陽と、
乙女座の天王星と、
かなりわがままというか、手前勝手な感じがしますね。
自分の思いつきでやる突飛な行動に文句つけられたくないというか。
自分のペースを一切崩したくないというか。
そりゃ、一人暮らしするより他ないというか。
様々な事情から他の人と同居していた時期もあったらしいのですが、
かなりフリーダムな行動をしていたそうです。
ちなみに、奥さんはいませんでしたが、女性関係は派手だったそうです。
また、前述の『あめりか物語』『ふらんす物語』も風俗壊乱で発禁になっています。
さすがです。
荷風氏は海外びいきと思いきや、日本古典にも興味がありました。
これがちょっと難しい。
射手座はクラシカルなものに興味を持つこともありますが、
牡牛座の火星、海王星かなあ、とも思います。
伝統的なものに美を見出すというか、そういう感じもしますね。
牡牛座って、意外と先祖伝来とか家庭とかを大事にするイメージがあるのですが。
それにしても、金星守護星の牡牛座と天秤座に星が入っているのはそれらしいなあ。