文豪とホロスコープ

星占い&読書好きが主に古今東西の文豪のホロスコープを見ていきます。ほか、読書感想や星占い関連について、日々のつれづれなど。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

文豪とホロスコープその28 宮沢賢治

宮沢賢治は日本の詩人、童話作家です。 彼の作品は自然と宗教観が混ざった独特のものとなっています。 代表作は『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』詩では『春と修羅』があります。 小学校や中学校の教科書にも載っているため、知っている人も多いと思いま…

文豪とホロスコープその27 江戸川乱歩

江戸川乱歩は日本の小説家です。 日本の推理小説の大家で、明智小五郎シリーズが有名です。 推理もの以外にも怪奇、猟奇ものなども執筆しています。 代表作は『D坂の殺人事件』『陰獣』など、 推理以外では『パノラマ島奇譚』『人間椅子』など。 三重県出身…

文豪とホロスコープその26 吉川英治

吉川英治は日本の小説家です。 新聞連載小説、いわゆる大衆文学といわれるジャンルで活躍し、 主に、歴史上の剣豪や武将に題材を取ったものが多いです。 代表作は『宮本武蔵』『三国志』など。 特に、『宮本武蔵』はかなりの人気を誇ったようです。 吉川英治…

文豪とホロスコープその25 佐藤春夫

佐藤春夫は日本の小説家、詩人です。 代表作は『田園の憂鬱』『西班牙犬の家』など。 他、多数の評論や短歌も残し、 門徒三千人とも言われる、多くの弟子を育てました。 自分は、佐藤さんのことを文アルを始めて知ったのですが、 てっきり小説家だと思ってい…

文豪とホロスコープその24 芥川龍之介

芥川龍之介は日本の小説家です。 文学好きでなくとも、誰でも名前を知っている作家で、 おそらく、知名度でいえば夏目漱石と並んで、1,2を争うくらいでしょう。 代表作は『羅生門』『地獄変』『河童』など。 俳句集なども含めて、多数の作品を作りました…

文豪とホロスコープその23 室生犀星

室生犀星は日本の詩人、小説家です。 友人だった萩原朔太郎とともに、日本近代詩を支えました。 「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」(小景異情その二) という詩が有名です。 代表作は『愛の詩集』『抒情小曲集』『杏つ子』(小説)…

文豪とホロスコープその22 菊池寛

菊池寛は日本の作家です。 きくちかんと読みます。本名は寛と書いてひろし。 小説家というよりも、編集者・実業家としての方が有名かもしれません。 文藝春秋の生みの親で、数々の作品を世に送り出してきました。 芥川賞・直木賞を作ったのもこの人。 代表作…

文豪とホロスコープその21 萩原朔太郎

萩原朔太郎は日本の詩人です。 代表作は『月に吠える』『青猫』など。 群馬県の医者の息子として生まれました。 1日に生まれた長男だから、朔太郎と名付けられたそうです。 小さい頃は甘やかされて育てられ、超恐がりで、 小学校時代から気が弱くていじめら…

文豪とホロスコープその20 谷崎潤一郎

祝・20回目は日本の大作家、谷崎潤一郎です。 代表作は『刺青』『痴人の愛』『細雪』など。 谷崎氏といえば変態・マゾヒスト。 耽美派と言って、小説に美しさや芸術性を追求した人です。 「女性にいじめられたい」欲求があったのか、作品内では 冴えない男…

文豪とホロスコープその19 石川啄木

石川啄木は日本の歌人です。 一時期は小説や詩を書いていた時もありましたが、 やはり一番有名なのは短歌です。 「東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたわむる」 「はたらけど はたらけど 猶わが生活楽にならざりぢつと手を見る」 などが有名ですね…

文豪とホロスコープその18 若山牧水

若山牧水は歌人です。 酒と旅と自然を愛したと歌人と言われていますね。 『白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ』 という短歌はどこかで聞いたことのある方も多いのでは。 代表作は『海の聲』『別離』など。 私事ですが、文アルの当図書…

文豪とホロスコープその17 武者小路実篤

武者小路実篤は白樺派の作家です。 読みはむしゃのこうじさねあつ、です。本当はむしゃこうじらしいですが。 通称、武者(ムシャ)。 長いので、以下は武者さんとします。 理想主義、人道主義の白樺派のリーダーとして活躍しました。 出身は華族のお坊ちゃん…

文豪とホロスコープその16 北原白秋

北原白秋は国民詩人と言われるほど有名な詩人です。 詩の他に、短歌や童謡の作詞も行いました。 詩は知らなくても、「雨降り」、「ゆりかごのうた」「とんぼの目玉」など、 一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 代表作は『邪宗門』『桐の花』など…

文豪とホロスコープその15 高村光太郎

高村光太郎は日本の詩人です。 有名な詩は「道程」「ぼろぼろな駝鳥」「レモン哀歌」などでしょうか。 教科書に載っていたのをよく覚えています。 代表作は『道程』『智恵子抄』などの詩集の他に、多数の芸術作品があります。 高村光太郎は詩人であると同時…

マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』

発表されたのは数年前ですが、 ノルウェー・ブック・クラブの「世界最高の文学100選」 ノルウェーの出版社が選んだ100冊の文学書(国籍問わず)ですが、 ちびちびと読んでおります。 今現在、100冊中20冊程度。 先が長い・・・ その中の一冊、 マ…

文豪とホロスコープその14 志賀直哉

志賀直哉は明治~昭和の文豪です。 代表作は『暗夜行路』『網走まで』『城の崎にて』 裕福な家に生まれ、小さい頃は祖父母に相当可愛がられたようです。 当時、庶民では手の届かなかった自転車を買ってもらったとか。 ちなみに、その自転車は後に、かなりフ…

文豪とホロスコープその13 永井荷風

永井荷風は明治~昭和にかけて活躍した文豪です。 作家の他に劇作家として新作歌舞伎を書いたり、教授職もしていました。 代表作は『濹東綺譚』『断腸亭日乗』など。 荷風氏は国内外の文化に通じていたイメージがあります。 文アルでは華麗な文化人という感…

文豪とホロスコープその12 与謝野晶子

与謝野晶子といえば、 「君死にたもうことなかれ」で有名な女流歌人です。 代表作は『みだれ髪』他、源氏物語の現代訳など。 有名な和菓子屋の三女として生まれました。 親としては跡継ぎとして男の子をほしがっていたので、 小さい頃は男の子ばりに袴を着け…

文豪とホロスコープその11 有島武郎

今日は白樺派の作家、有島武郎についてです。 代表作は『或る女』『カインの末裔』『生れ出ずる悩み』など。 有島武郎は実業家の長男として生まれ、農学者を志して札幌農学校へ入学、 海外留学も挟んだ後に、白樺派の作家として活躍しました。 白樺派は志賀…

文豪とホロスコープその10 泉鏡花

今日は泉鏡花です。 尾崎紅葉の弟子で、独特の幻想的・伝奇的な世界の小説を書きました。 小説家としてというより、 怪奇現象信仰、超潔癖症、師匠大好き、兎好き、と作品以外でのエピソードが濃い。 Wikipedia参照して例をあげてみると、 ・好物のアンパン…

文豪とホロスコープその9 樋口一葉

今日は明治を代表する女性作家、樋口一葉についてです。 代表作は『にごりえ』『たけくらべ』 文語体による雅俗折衷、特に女性の恋や悲しみについて書いたとされています。 もともとは裕福な家でしたが、父親の事業の失敗と死、兄の死と続き、 一葉は貧しく…

文豪とホロスコープその8 島崎藤村

今日は詩人、自然主義作家の島崎藤村です。 昨日の徳田秋声、おとといの田山花袋と並ぶ、自然主義作家の代表です。 代表作は『若菜集』(詩集)『破戒』『夜明け前』。 はじめは詩人として活動していました。 『まだあげ初めし前髪の、林檎のもとに見えしと…

文豪とホロスコープその7 徳田秋声

今日は自然主義で三人目、徳田秋声氏についてです。 尾崎門下で泉鏡花と同門、後に自然主義方面で活躍するようになりました。 文アルでは主役級の活躍をしていますが、ゲーム内で言われるように、 なんか地味 です。わたしも文アル始めるまで名前も聞いた覚…

文豪とホロスコープその6 田山花袋

こんにちは。 今日は日本自然主義の田山花袋氏について書きたいと思います。 群馬県出身、尾崎門下に入りますが、紀行文などを書いて注目を浴び、『蒲団』などの自然主義文学で名をあげました。 ちなみに好物は羽二重団子。 代表作は『蒲団』『田舎教師』『…

太宰治の『人間失格』

読みました。感想です。 最初に申し上げておきますが、 わたしは太宰治がそれほど好きではありません。 むしろ嫌いの部類に入ります。 作家としてはすごいと思っています。 作品も面白いと思います。『駆込み訴え』とか『畜犬談』はかなり面白かったです。 …

文豪とホロスコープその5 国木田独歩

今日は国木田独歩についてです。 国木田独歩といえば自然主義。 代表作は『武蔵野』、他エッセイなど多数。 新聞記者や雑誌編集者もしていました。雑誌の社長をやっていたことも。 そのためか、文アルではジャーナリストな面が強いですね。 なんとなく仕事の…

文豪とホロスコープその4 尾崎紅葉

久しぶりの更新です。 一週間ほど急性胃腸炎で寝込んでいました。 先月の終わりも同じ症状で寝込んだので、二ヶ月連続で胃腸炎です。 わたしは火星が蟹座なので、もともと胃が弱いんですけれど、 ほんとに、今後は食べものとストレスには気を付けます。 それ…