文豪とホロスコープ

星占い&読書好きが主に古今東西の文豪のホロスコープを見ていきます。ほか、読書感想や星占い関連について、日々のつれづれなど。

水瓶座作家について

水瓶座作家は人数が多いです。
現時点で210人中28人。牡牛座の倍以上います。
そのためか、大物も多いです。
スタンダールディケンズ森鴎外夏目漱石サマセット・モームジョイスなど。


水瓶座は未来志向で不思議ちゃんと言われますが、
作家にもその傾向が見られます。
SFの先駆者であるコナン・ドイル(月水瓶)、ヴェルヌやウェルズ(月水瓶)、
新しい手法を試したジョイスヴァージニア・ウルフ
独特な世界観のホフマンやキャロルや梶井基次郎など。
水瓶座は各個人で自分の世界を持っている人々ですが、
そのため、個性があることが水瓶座らしいと言えるのかもしれません。


水瓶座の作品で、
自由や平等を扱ったものがけっこうあるなあ、と思います。
多い例では自由恋愛、身分差の恋。
モームの短編やコレットの『青い麦』、有島武郎の『或る女』、
中野重治プロレタリア文学とか。
革新主義というか、自由のために筆で戦うあたりは
水瓶座らしいなあ、と思います。


水瓶座の文章はわりとクールです。
客観的に見て、冷静に自分の意見を述べることが上手いです。
たとえ主人公でも入れ込みすぎず、距離を置いているため、
簡潔で不要なものがなく、わかりやすくシンプルな文章となります。
典型例は小説の神様こと志賀直哉(水星火星水瓶座)。


水瓶座作家は世界的に見ても多いのですが、中でも日本人の水瓶座率は高いです。
それは明治時代以来、文明開化の影響で、
家や藩ではなく個人として生きなければならなくなったから、じゃないかなあ、と思います。
人として、個人としてどうやって生きるべきか、
その悩みを一番考えて、悩みつつ答えを出したのが
水瓶座なのかなあ、と思います。


主な作家
・太陽
スタンダールディケンズ、ヴェルヌ、キャロル、森鴎外夏目漱石コレットモーム北原白秋井伏鱒二梶井基次郎
・月
オルコット、コナン・ドイル、ウェルズ、夢野久作
・水星
スタンダール夏目漱石高村光太郎志賀直哉井伏鱒二スタインベック中野重治
・金星
スタンダール、ハイネ、有島武郎高村光太郎石川啄木井伏鱒二梶井基次郎